海外でのホテル利用のマナー

海外と日本の違いを大きく感じるのは、海外旅行にいったときです。
海外旅行をするときには必ずホテルに宿泊することになりますが、ホテル内だけでも海外と日本のマナーの違いを感じるところはたくさんあります。
例えば日本国内でホテルや旅館に宿泊するときには、チップを受け取らないことがほとんどです。
ですが海外のホテルにおいてはチップ制度がないところはないと思った方がよいほど世界的に共通したルールとなっています。
チップの習慣がない日本人にとってはこのチップ制度は面倒くさいと思えることですが、海外に行ったらその方が常識という意識を持っておくことが大切です。
おそらく海外に到着して最初に必要になるチップは荷物をホテルのフロントから部屋に運んでもらうポーターへのものではないかと思います。
チップの相場はアメリカやフランス、イギリスなど主要各国をみても微妙に相場が違うので旅行前にチェックをしておいた方がよいかもしれません。

なお、ホテル内に入ってからの設備も日本国内のように完全に揃っているとは限りません。
例えば身近な旅行先である韓国の例をとってみると、5つ星の最高級ホテルをとったにもかかわらずシャワーを使ったら突然お湯が出なくなったり、テレビがうまく映らなかったりといったことが起こったりします。
日本においては「そんなことはありえない」と思えるような設備不良も海外ではそれが当然ということもあるので、もし何らかの不具合があったらそのことをすぐにフロントに訴えるようにしておきましょう。
不具合というほどではないのですが、例えばホテルの予約時に「オーシャンビューがある部屋」を指定していたのに全く海とは反対の部屋に案内されてしまうといったことも当たり前のように起きます。
そのようなときは予約時にきちんとそのことを伝えたということを毅然と示すとともに、速やかに部屋の移動を頼むようにしましょう。
日本においては美徳の「我慢」も、海外においては単に「主張をしない臆病者」といったふうにとらえられてしまいます。
海外に出たときにはあつかましいくらいの自己主張が必要であるということを頭に入れておいてください。

ホテルの部屋に案内されたらまずは、水・お湯がきちんと出るかや、電気がきちんと通っているか、貴重品を入れる金庫はあるか、アメニティグッズはきちんと出ているかといったことを確認しておく必要があります。
時間がたったあとでは主張してもこちらのせいにされてしまうので、早めに言い出すことが大切です。