日本と欧米の育児の違い

日本と育児と欧米の育児

欧米と日本で大きく違うのが、家族と育児に関する考え方です。
欧米においては育児の目的は早く自立を促して個性を発揮できるようにすることですが、
日本においては家族と空間や時間を共有して協調性を高めることに重きがおかれます。

そのため具体的な育児方法として、
日本では「3歳までは親元で育てることが当然」という意識が強くなっており、
3歳までの間に託児所などに預けることに抵抗感を持っている人が多くなっています。

一方で欧米では親は子供をかなり早い段階からベビーシッターなど
別の人にあずけてはたらきに出かけることもごく普通に行われており、
子育てのつらさを他人にやってもらうことに比較的罪悪感を持っていないようです。

また、居住空間の広さも関係していますが、欧米においては子供がまだ歩くことも
できないうちから、個室のベビーベッドに寝かしつけて夫婦は別室の寝室を利用します。

日本においては、就学前までの子供が両親と同じ部屋や布団で寝るということも
ごく当然となっており、添い寝をしない親は愛情が足りないとまで考えられているふしもあります。

ただ、日本風の育児方法が悪くて欧米の方がよいかというとそういうわけではなく、
欧米においても日本のような添い寝や幼い時期の育児を夫婦で行うという方法が
とられるようにもなってきています。

反対に日本においてはこれまで「育児=我慢すること」という精神論的な風習から
少し開放されはじめているようで、育児をするとき手間を省くことができるグッズが
よく売れるようになっているのです。

育児に正解はないので、お互いによい風習を取り入れて子供にとって
一番となる方法を夫婦で見つけていってもらいたいと思います。

教育方法の違い

育児の違いは生まれて間もない幼児期だけでなくその先にある教育方法にも現れます。
日本の教育や受験のシステムは、決まった正解という解をいかにして
早く正確に導きだすことができるかどうかというところが判断基準になりますが、
欧米においては試験は正解が決まっていない問題が出題されます。

難関と呼ばれる学校に入学するためには、日本は繰り返し過去問題を解くことが
勉強方法になりますが、欧米においては他の人と違った個性的な回答ができるかどうか
ということが判定のポイントになってくるのです。

子供の将来性を考えたとき、学習方法については
訪米式の方がよいのではないかと多くの研究機関から指摘をされています。
変革には時間がかかるでしょうが、日本の教育システムも少しずつ変わっていくことでしょう。